正社員ワーママとして育休復帰後、フルタイムで働いていました。
毎日疲れていて「ワーママ 疲れた パート」や「ワーママ 派遣」と検索したり、正社員やめてパートで働きたいと思っていました。
そして疲れた状態で働き続けた結果、体調不良で休職になったことがあります。
そんな私は休職前後に「もう今の仕事は辞めるしかない!」と思ってパートや派遣について本気で調べました。その時に気づいたことや、子育て中のワーママが正社員をやめてパートになる前に注意すべきことをまとめてみます。
- ラクになりたくてパート・派遣を検討してわかったこと
- 問題の本質
- 疲れたワーママが注意すべきこと
結論は「安易にパートや派遣になっても、問題は解決しないかも。まずは自分が何に悩んでいるのかを明確にして、冷静に考えた方がいい」になります。
特に「楽になりたいから」という理由でパートや派遣を検討している人には注意してほしいです。
なぜなら、しんどい・働きずらい理由は環境だけでなく、自分の内側にもあることが多いから。私自身がそうでした。
とくに私のような性格の人には注意してほしいです。
- 自分に厳しい
- 責任感が強い
- 断るのが苦手
- 人に頼るのが苦手
このような性格の人はどんな環境でも自己犠牲的な働き方をしてしまう可能性があります。
パートや派遣のメリットを紹介する記事は多いため、ここでは私のような性格の人が何に注意すべきなのかをまとめていきます。
ラクになりたくてパート・派遣を検討した結果わかったこと
まず、なんでパートや派遣がいいと思ったのか
「正社員で子育てしながら働くのがしんどかったから!!」
これに尽きます。
- 仕事の量や責任が正社員より軽く、プレッシャーが少なそう
- 勤務時間を減らせばラクになりそう
- 周囲の期待がなくて安心して働けそう
- 休みやすそう
パートや派遣ならもっとラクに働けそうでいいな、と思っていました。
そして調べたり、派遣をしている友人に話を聞いた結果、この考えが甘かったことに気が付きました。
仕事の量や責任が正社員より少なく、プレッシャーが少なそう
派遣で働いている友人によると、会社の経費削減のために、正社員より派遣の方が残業して仕事している会社もあるそう。仕事の量は就いた職場により様々なようです。
また、責任やプレッシャーは人によって感じやすさが違うことにも注意。
「この仕事、今日中にお願いしてもいい?」
私の場合、上司のこの言葉だけで「ちゃんと期限守れるかな」「早く終わらせないと仕事できない奴と思われたらどうしよう」と不安やプレッシャーを感じていました。仕事の量が多いとなおさら「なんとかして終わらせないと…!」と焦っていました。
私は自分に厳しく・責任感が強い方だったので、派遣やパートになっても仕事1つ1つに責任を感じていたと思います。
勤務時間を減らせばラクになりそう

パートや派遣なら勤務時間が決まっている、短時間で働ける、と思いますよね。
でもこれも人や環境によります。
特に断るのが苦手・人に頼るのが苦手な人は、どんどん仕事を抱え込み、結局時間内に仕事が終わらず辛い…ということになりやすいです。
周囲の期待がなくて安心して働けそう
正社員だと昇格すべきという会社や周囲からの期待があり、私はそれを重く感じていました。
子どもがいるのに緊急時に呼び出しがあったり、残業の多い管理職なんてなれるイメージが持てず…。でも面談のたびに管理職になる気があるのかと聞かれて返答に困る…。
「管理職にならなきゃいけないんだ、管理職になれないなら正社員でこの会社にいてはいけないんだ。」と心の中で思い込んでいて辛かったです。
その点、パートや派遣だと昇格のプレッシャーは少ないでしょう。
でもよく考えてみてください。今の職場にも管理職になっていない先輩社員はいませんか?私の会社は管理職を選ばず働き続ける人もたくさんいました。でもなぜか自分の中で「絶対管理職にいつかはならないと!」と思い込んでいたんです。
休みやすそう
今の会社も有休とれないわけじゃないけど、周りの目が気になったり、迷惑かけることで苦しくなったり、仕事をほかの人にお願いできなかったり、ちょっと嫌味を言われるとしんどくなって「休みにくい…」と思っていました。
派遣で働く友人は、有休もあるが使わせてもらいにくい…、と漏らしていました。休む時に他人の目が気になるのは同じですね。
パートだと休む時には交代の人を探さないといけない場合もあります。人に頼るのが苦手な私は「今の職場よりパートの方が休みにくいかも…」と思ってしまいました。
結局、私の性格だと、正社員・パート・派遣関係なく、休みずらいと感じていたと思います。
「忙しさ・疲れ」の根本原因は何か

私は忙しや働きずらさは職場環境のせいだと思っていました。もちろん、職場環境の影響も大きいことは間違いないです。
だからと言って、パート・派遣になればすぐに解決するわけではないのが現実です。
結局今思うと、忙しさや疲れを作り出していた一因に自分の内面の問題もあったと思います
- 断るのが苦手
- 人に頼るのが苦手
- まじめで失敗が怖い。完璧主義
- 自責の念が強い
このような性格の方はまず考え方の癖を直したり、周りに合わせて生きたり、なんでも自分のせいにするような思考を直していくことをおすすめします。
私も自分の内側を変えたことで、同じ職場でも少ないストレスで働くことができるようになりました。
それに、本当は正社員を辞めたくない人も多いと思います
- 苦労して入社して今まで頑張って働いてきたからできれば辞めたくない
- 周りと同じペースで働けないからペースダウンしたい
- 新しい環境にいくのも不安
結局、私は同じ会社・同じ部署に正社員として復帰し、働いています。
今思うと、会社のすべてが不満だったわけではなく、仕事を断れなくて苦しかったり、人に頼れず一人で抱え込んでしまったり、周りから責められていると思い込んでいたり、自分で自分を苦しめていた部分も多かったです。
今では断る方法や人に頼る方法、セルフコンパッション(自分に優しくする技術)などを学んで、自分を苦しめることが減り、それだけでかなり生きやすくなったと感じています。
私は多くのワーママが「頑張りすぎ」だと思っています。もっと楽に生きるには、内面を変えていく方法もあるということを知ってもらえると嬉しいです。

私は仕事と子育ての両立に悩んで適応障害になり、休職した経験があります。働けなくなって初めて、「自分にとって本当に大切なものは何か」を考えることができました。
認知行動療法・心理学を学び、しっかり自己理解をしたことで自分らしく生きられるようになりました。
その結果、休職前と同じ部署に復帰し、同じ仕事をしながら働くことができました。
また、今は自己理解した結果見つけた「本当にやりたいこと」を仕事にして充実した日々を過ごしています。
適応障害になった時には全く想像もしていなかった、理想の状況になることができ、私自身も驚いています。
あなたは今どんな状況でしょうか?
- 忙しすぎてもう限界…
- しんどくて何のために働いているのかわからなくなってきた
- 早く退職したい。でももったいないかも
- 転職したいけど、いい転職先が見つからない
- 正社員を辞めて派遣になろうかな
- 毎日必死で頭はごちゃごちゃ。何とかしたい…。
まさに以前の私はこのような状態でした。
この状態では、先に進もうにもどこに進めばいいのか、何をしていいのかもわかりませんでした。
でも、「自己理解」をしたことで一番大きく変われました。自分のやりたいこと、何を大切にして生きたいのか、その答えは自分の中にしかありません。
私が自己理解するときに参考にした動画はこちらです
私は今、6000人以上が受講した自己理解プログラムを提供する自己理解コーチとして働いています。
ひとりひとり、悩みや状況は違います。
私は思考や状況を整理することが得意です。まずはお話をお聞きし、客観的に見てどういう状況なのか、悩みの根本はどこなのか、何に気を付けるべきか、私の知識と経験からお伝えすることはできます。
今の自分に必要なことは何か、相談したい方はぜひ無料カウンセリングにお越しください。
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