自分の子供のこと「子ども扱い」していませんか?
子供なんだから、子供扱いするのは同然でしょ?
そんなことはありません。
子供を「ひとりの人」として尊重することで、自主性が高まり、親も子供もラクになる!
みんなに知ってほしい「尊重する子育て」をご紹介します!
「尊重する子育て」とは
一言でいうと「子供のことを”自律したひとりの人間”として扱うこと」です。
これは放置しろということでは決してなく、過干渉にならないようにする、というイメージです。
- ○○しなさい!
- ~しちゃダメ!
- 親(ママ・パパ)の言うこと聞きなさい!
子供だから分かっていないだろうと思って、ついつい細かく口を出してしまことはありませんか?
このような過干渉が続くと、子供は自信を失ったり、自分で物事を決められなくなる可能性があります。
過干渉にならず、放置するわけでもなく、人としてお互いに尊重しあうのが「尊重する子育て」です。
仲のいい友人と接するようなイメージ
自分の仲のいい友人と接するときのことをイメージしてみてください。
友人にいちいち細かく、あれしろ、これしろ、と指示しないですよね?自分の言うとおりにしないから、怒ることもないと思います。
また、友人だからと言って、友人の言いなりになることもないと思います。
「自分のことは自分で決められるだろう」、「あなたが決めたことだから」と思って、友人のことを信頼する。
友人が困っているときには相談にのったり、力を貸す。何かを決める時であれば、お互いが自分の意見や考えを伝え、お互いを尊重しあって決めるのではないでしょうか
子供に対しても、まさにこのような感覚で接してあげてほしいのです。
つまり、親が良かれと思ってなんでも決めるのではなく、子供の気持ち・考え・行動を尊重するということです。
尊重する子育てのメリット
尊重する子育てのメリットを3つ紹介します。
- 親のストレスが減少する
- 親の子育てへの自信がアップする
- 子供の主体性が育つ
1.親のストレスが減少する
子供をひとりの人間として尊重すると、親が子供を監視したり、子供をコントロールしようと思わなくなります。
そもそも、他人をコントロールすることはできないものです。それを無理やりコントロールしようとすると、恐怖や罰で支配するしかなくなります。
恐怖や罰で子供を心理的にコントロールしようとすることは、子供の自己肯定感やコミュニケーション能力を下げることに繋がります。子供は押さえつけられると、自分を守るために嘘をついたり、非行に走る可能性も出てきます。
子供を心理的にコントロールするのは、できるだけ避けるべきことなのです。
尊重する子育てを行うことは、子供をコントロールしようとする親の負担を減らし、子育てのストレスを減らすことに繋がります。
また、私自身が尊重する子育てを取り入れて良かったと思うことは、「子供の失敗は親の責任!」と思わなくなったことです。
子供が失敗したり、うまくいかないことがあったときに、すべて親の責任だと感じる親御さんが多いように感じます。
でも親と子供は別の人格です。子供の失敗は子供自身が乗り越えることで本人の成長につながりますし、もちろん親が全責任を背負うことではありません。
子供の失敗と親の責任の区別が付けられたことで、変に落ち込むことが減り、親としての自信が向上したと感じます。
子供の失敗のメリットについてはこちら:子どもの成功のために必要なのは「失敗すること」
2.親の自信がアップする
これは意外なことかもしれませんが、尊重する子育てを行うと、親の自信がアップします。
先ほども記載した通り、子供を尊重せずに、コントロールしようとしていると、最終的には恐怖や罰を子供に与えることになります。すると親自身が罪悪感を感じたり、子供がいうことを聞かないときにはイライラしたり、自分の能力不足を感じたりします。
これは子供だけでなく、親の自己肯定感や自己効力感を下げることに繋がっていると考えられます。
尊重する子育てでは、親があれこれ干渉せずに、子供の行動や子供の決めたことを見守ります。
そもそも「コントロールしなきゃ!」と思わないので、コントロールできないことで自己肯定感が下がることはないですし、逆に、自分は子供の意見を尊重できている!と思えて親としての自信がアップするわけです。
また、子供の主体的な行動も増えますので、その点も親の子育ての自信につながります。
3.子供の主体性が上がる
親があれこれ決めつけずに、子供の行動を見守ったり、子供にどうしたいかを聞き、子供の気持ちや意見を尊重していくと、子供の主体性が育ちます。
人の言うことにただ従うのではなく、自分で考えて行動できるようになるわけです。
もちろん、うまくいかないときもあると思いますが、子供が助けを求めてきたら、親もサポートをしてあげてください。
人は、一人で戦うとすぐに苦しくなりますが、いざという時に助けてくれる人がいる!という「サポーターの存在」があると、頑張れるんです。
ですので、親が子供のサポーターになることで、レジリエンスも高まって、子供の主体的な行動が増えていきます。
私の実体験
私の両親は過干渉タイプで、一緒にいるとあれこれガミガミ言われてすごく嫌でした。
小学校低学年の時にはすでに反抗期で、親の言うことをあまり聞かない子になりました(笑)
一方で、私には7つほど年上の従兄がいて、その従兄は私のことを子供扱いせず、友達のように接してくれました。(もちろん、従兄の友人と全く同じ扱いではないでしょうが、少なくとも、子供扱いされることはなかったです。)
その結果、従兄ことが大好きで、従兄の言うことはどんなことでも聞いていました。
皆さんにも同じような経験があるのではないでしょうか?
この経験があったので、この「尊重する子育て」には自分自身、すごく納得感もあります。
また、自分が親になった今も、自分の子供には友達のような感覚で接しています。
友達というよりは、私にとってすご~く大切な友達、という感覚です(笑)
でも、そうすると「親なんだからこうしないと!」といった思い込みがほとんどなく、子供との接し方で自分を精神的に追い込むことがないので、すごくラクです。
自分がラクになると、結果的に自分の笑顔が増えて、子供も笑顔でいてくれることが多いと感じます。
まとめ:親がラクになり子供の主体性も上がる「尊重する子育て」
いかがだったでしょうか。
ここまでの内容をまとめると、「尊重する子育て」とは
「子供のことを”自律したひとりの人間”として扱うこと」
- 親が過干渉にならないよう注意。子供の行動をできるだけ見守る
- 子供に対して、自分の仲のいい友人のように接する
また、尊重する子育てのメリットは次の3つです。
- 親のストレスが減少する
- 親の子育てへの自信がアップする
- 子供の主体性が育つ
私は、子育ての多くは大人である親の方が、色々気負い過ぎてしまって、ストレスを抱えるケースが多いように感じています。
ですので、この「尊重する子育て」を少しずつでも取り入れていただき、親の負担を減らして、子育てが気楽になったらいいな、と願っています。
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これだけ情報にあふれた社会でも、子育ての悩みを抱える人は多くいます。
それは、知識がいくらあっても、一人で変わるとことはすごく難しいからなんです。
本当に変わりたいのであれば、サポーターをつけることが一番確実だと私は実感しています。
親御さんの確実な変化をサポートしたい。そのために私は子育てコーチになりました。
そして、子育てを変えたい・変わりたい人のために継続セッションを提供しています。
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